事例: 新卒採用コンサルタントの業務内容

2018. 08/01

新卒採用コンサルタントの業務内容、活用メリットとは

  1. 1.新卒採用コンサルタントとは
  2. 2.新卒採用コンサルタントの業務内容
  3. 3.新卒採用コンサルタントを活用するメリットとは
  4. 4. 新卒採用コンサルタントのデメリットは?
  5. 5.まとめ

少子高齢化による人材不足が続く中、新卒採用はますます難しくなることが予想されます。
新卒というピンポイントな採用をサポートし成功に導くのが新卒採用コンサルタントの仕事です。
ここで、新卒採用コンサルタントの業務内容、活用メリットとデメリットをお伝えします。

新卒採用コンサルタントとは

企業の採用には、新卒採用と中途採用に分かれます。
それぞれの応募者や候補者の特性は異なり、同じ採用手法ではうまくいかないものです。

新卒採用は、その期間も限られており、
新卒生の趣向や就活動向のトレンドを分析し、
「その年」にフィットする採用戦略を取る必要があります。
あえて「その年」とお伝えするのは、近年の変化が目まぐるしくなっているからです。

・逐次に動向を的確にキャッチし、分析する
・常に動向に合わせた戦略を策定する
・移り変わる戦略に応じて、対策やアクションを変更する

「動向」の中には、就活生が注目・利用するサービスも含まれます。
それらに合わせて、職務経験のない新卒生に対して有効な会社情報や求人内容の発信が必要です。
つまり、担当者には、マーケティング的な視点での広報力も求められます。
人事とは異なる専門的な知識が必要になることも否めません。

成功事例を真似てみても、市場の流れに振り回されるだけで、
結局は成果につなげられずに、残念な結果に終わる採用活動も少なくないようです。

新卒採用は、年にワンクールのチャンス、準備から入社までは長期戦でもあります。
そのプロセスには、膨大な工数が含まれることも皆さんご存知の通り。
どこかで躓けば、立て直しできないまま、その年の採用成果を棒に振ってしまうこともあります。

新卒採用コンサルティング会社は、そのような人事の仕事をサポートするサービスを提供します。
コンサルタントは、「それぞれの企業方針や人事戦略」に合わせて、ベストな新卒採用活動をサポートします。
そのため、特定のサービスに偏らない提案ができるのも特徴の一つです。

新卒採用コンサルタントの業務内容

新卒採用コンサルタントが、どのような業務をするのかを具体的に説明します。

採用活動の立案

情報収集や動向分析の情報をリアルタイムに掴み、
利用企業の採用方針、状況、課題に合わせ、組織を俯瞰した一連の活動を立案します。
効率的で、効果の見込める手法やサービス、活動プロセスを選択できます。

面接・選考のアドバイス

自社が求める人材や長期的に活躍してくれる優秀な人材を見極めるためにはスキルがいります。
注意点や見極めのポイントなどを含めて有効なアドバイスをします。

内定に関するアドバイス

今や、企業側は人材に選ばれる側。
内定の出し方、内定を出した後のフォロー、確実な入社までの準備のアドバイスを行います。

採用ツールの作成

新卒者に対する効果的な求人広告、WEBコンテンツ、専用ホームページについての提案をします。

採用関係者の研修

会社の採用に関わる採用担当者、面接官、リクルーターなどに対して、
スキルアップのための研修やトレーニングを提案します。

業務の一部代行

母集団形成のための、求人広告、WEBコンテンツ、セミナーや合同説明会、
内定を確実にするための、内定者フォロー、面談、内定後セミナー、保護者説明会、
自社の採用スキル向上のため研修の開催などを、アウトソーシングで代行するサービスも行っています。

新卒採用コンサルタントを活用するメリットとは

新卒採用コンサルタントを活用するメリットをご紹介します。

情勢変化に対応できる

新卒に関する情報収集や動向分析は、人事や採用担当者では難しいプロセスの一つ。
現状の採用活動に加えて、移り変わる情報をキャッチするのも大変です。
新鮮で確かな情報を、常に採用活動に反映させることができます。

採用コスト削減

自社の採用に沿わないツールやサービスにコストをかけるリスクをなくせます。コンサル費用は掛かりますが、マッチ度の高い優秀な人材を確保できるため、離職率も軽減できます。
狙った人材に注力できるようになり、振り出しに戻ってしまう可能性も下がるでしょう。
総合的にみると、採用コストは低く抑えられるはずです。

採用担当者の負担削減

採用担当者の業務効率を考えた提案もされるため、工数の削減が実現できます。
煩雑、かつ専門的な作業をアウトソーシングすれば、さらにその効果は高まるでしょう。
企業内人事のマンパワーが少なくても、しっかり採用成果につなげられます。

新卒採用コンサルタントのデメリットは?

新卒採用コンサルタントを活用した場合のデメリットも確認しておきましょう。

短期コストは高め

コンサルティングを依頼する場合、
それまで企業で新卒採用にかけていたコストより高くなるかもしれません。
メリットで挙げたように、総体的にはコスト削減につながり、
工数負担を減らしながら、少ないマンパワーでも優秀な人材にリーチできますが、
経営陣の承認や、人事経費とのバランスをとっていく必要性は出てくるでしょう。

自社の採用スキルについて

自社人事の業務の一部をアウトソーシングする場合、一連の採用スキルを持つ人材が育ちません。
将来的な人事の在り方も含めて依頼内容を検討、相談していく必要があります。
丸投げではなく、コンサルタントと積極的にコミュニケーションを取る流れも大切になってくるでしょう。

まとめ

新卒採用コンサルタントの業務内容、活用するメリットとデメリットをお伝えしました。
採用効果、コスト削減、担当者の負担削減には大きな期待が持てます。
担当コンサルタントと、積極的にコミュニケーションを取り、
人事のパートナーとして長く付き合っていくことを視野にいれてご検討されることをおすすめします。
担当コンサルタントの自社理解が深まることで、より一層、採用成果は高められるでしょう。

— この記事の著者

シーズアンドグロース 新卒採用事業部

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