INTERVIEW
お客様の声
全社採用文化の確立と採用の自走化で、会社の成長を加速させていく
株式会社エスピック 様
○採用成功に向けた施策や制度を整えたい
○採用に関する客観的な意見がほしい
○インターンシップやイベントコンテンツの企画・制作
○説明会設計
○ミーティングコンサルティング など
○採用目標数を大幅に超える内定承諾を獲得できるようになった
採用自走化後に必要だったのは、客観的な視点と相談相手
今回は、これまでにさまざまな支援をさせていただいている株式会社エスピック様にお話を伺いました。
株式会社エスピック様は、ソフトウェア開発などを通じて、さまざまな企業のIT構築とDX化をサポートされております。
弊社創業以前から、代表の河本が貴社の採用をご支援させていただいております。
初回のお取引から15年以上経ちますが、採用活動はどのように変化されましたか?

株式会社エスピックの採用ご責任者様
我々IT企業にとって、会社の成長・拡大には人材の採用と定着が欠かせません。お取引開始当初は、新卒採用数を増やしていこうと、まさに動き始めたところでした。
そんなとき、御社の代表の河本さんから、「全社採用で、採用成功と既存社員の育成による組織の発展を目指しましょう」と提案をいただきました。その考え方に当時の社長が共感し、河本さんにインターンシップ設計やリクルーター制度構築をはじめ、全社の行動指針「Good People 5箇条」の策定までご協力いただきました。
河本さんは、とにかく熱量がすごくて。当社の想いや考えを理解し、課題解決に全力で向き合ってくださいました。
河本さんが独立されてシーズアンドグロースさんを立ち上げてからも採用支援をお願いすることになり、求める人物像の策定や、リクルーターの活用などを通じ、弊社の採用力がどんどん強化されていきました。その過程では、当然成果が出ない時期もありましたが、徐々に取り組みが花開き、全社採用の文化も根付いて採用が上手くいくようになりました。
御社の採用力が強化されていくなかで、当社への期待値に変化はありましたか?
当初、シーズアンドグロースさんには、採用コンテンツ作成やノウハウ提供を期待していました。施策が完成し、ノウハウさえあれば、社内で採用を自走できるようになると考えたからです。
しかし、施策やオペレーションを自走できるようになっても、他社の採用動向や学生の就活傾向などの情報収集は難しく、どうしても当社視点のフィルターがかかって客観性が担保できませんでした。「果たして自分たちの取り組みが合っているのか」とか「このままでいいのか」という疑問や不安が解消できない状態でした。
そこで、シーズアンドグロースさんに、「採用の知恵袋」的なかたちで、客観的なアドバイスをいただいたり、議論の壁打ち相手になっていただきたいと思い、ミーティングコンサルティングを依頼するようになりました。
河本さん以降、これまで何名か担当者が変わっていますが、どなたが担当になっても、当社に対する熱量は変わらず強いと感じています。
こちらが「ちょっとこんな情報を知りたい」と言うと、こちらの質問の本質まで考えて回答してくださいますし、インターンシップコンテンツのアイデア出しやフィードバックのご支援をいただいたときは、こちらが共有した実業務に関する100ページほどの資料を読み込んだうえで意見をくださり、大変驚きました。(笑)
大変嬉しいお言葉をいただき、ありがとうございます!
直近のお取引は、御社で内製予定のインターンシップにおけるアイデア出しや、客観的な意見出しをしてほしいというご要望でした。
今回のインターンシップは、弊社の実案件を通じたITコンサルティング業務体験をしてもらうという内容で決まっていたのですが、ワークの難易度調整が非常に難しかったです。「どこまでを学生に考えさせて、何を持ち帰らせたら良いか」という骨子部分から相談させていただきました。
最終的に、非常に難易度の高い内容にしました。(笑)というのも、既に就業体験系のコンテンツは1つ持っており、そちらの参加ハードルを下げているので、今回はコンテンツの難易度を上げて、これまでに出会えなかったタイプの学生の参加を狙いました。
その狙いは大当たりし、「難しいことに挑戦したい」という志向性の学生に出会うことができました。
客観的な専門家としての意見が、社員の自立的行動のスパイスになる
また、先日は「単なる面接官研修ではなく、研修受講者が自ら考え答えを出していくワークショップをしたい」とご依頼いただきました。

株式会社エスピックの採用ご担当者様
そうですね。当社では現在、イノベーションを創出できる人材を求めています。しかし、面接官はどうしても現場で活躍するイメージが湧く人材を評価する傾向にありました。その結果、オペレーションに優れた人材が増える一方で、イノベーション人材が不足してしまう。そこで改めて、当社に必要な人材について面接官と共通認識を持てる場を作りたいと考えました。
それには、誰が研修を行うのかが重要でした。当社の採用面接は部長以上が担当するため、第三者から話をしてもらったほうが受け入れてもらいやすいと考えました。
そこで、採用の知見があるシーズアンドグロースさんのコンサルタントが、ファシリテーションを務めるワークショップを企画しました。
ワークショップ当日は、シーズアンドグロースさんから客観的な意見をいただいたり、参加者の議論が脱線したときには軌道修正いただいたりして、狙い通り非常に盛り上がりました。
私たちも、面接官がどのような視点で学生を見ているのかどうかや、面接官がどんなことに悩んでいるのかを把握することができました。具体的な成果はこれからですが、御社に入っていただけたことに満足しています。
シーズアンドグロースがいるから難しいことにも挑戦できる

株式会社エスピックの採用ご担当者様(中央4名)と、案件を担当したシーズアンドグロースの畑山(左)と高山(右)
採用活動に関する今後の展望と、SAGに期待することを教えてください。
学生が、選考に進むうちに自然と「エスピックに入社したい」と思えるようなリアルな情報提供をすること。
それには引き続き全社採用が欠かせません。ですが、自社の魅力を自分たちで言語化することはなかなか難しいと感じているので、第三者の視点からご協力いただきたいです。
また、人材採用は会社の成長にダイレクトに影響するため、今後も毎年採用数を増やしていきたと考えていますが、当然簡単なことではありません。これを達成するためには、大きな改革や、採用におけるスキルアップも重要だと考えています。
高いハードルですが、引き続き御社にご支援いただければ、必ず達成できると考えています。
ありがとうございます。採用力強化に向けて、引き続きご支援させていただきます!
※本記事は2024年11月時点の情報を基に作成しています。

今回ご協力いただいた企業様のHPはこちら
- 株式会社エスピック 様
- ソフトウェア開発
- https://www.spic.co.jp/