【調査データ有】説明会で応募を取りやめた企業の8割以上が「もともと興味があった企業」―うち約4人に1人は「志望度が高かった企業」と判明! 

    • プレスリリース

2027年卒業予定の就活生(以下、27卒)を対象に、「企業説明会に関する実態調査」を実施いたしました。

調査の結果、説明会参加後に選考への応募を取りやめた企業の8割以上が、もともと「興味を持っていた企業」であり、さらにそのうち約4人に1人は「第一志望群など志望度が高かった企業」であったことが明らかになりました。

27卒採用の振り返りや、次期採用に向けた準備が進む中、説明会からの「選考移行率」に頭を悩ませている採用担当者の方も多いのではないでしょうか。

採用プロセスの序盤に位置する企業説明会は、学生の選考意欲を大きく左右する非常に重要な接点です。しかし、当初は志望度が高かった企業であっても、説明会の内容や提示される情報次第では、かえってその後の選考辞退につながってしまうケースが少なくありません。

本調査では、企業説明会が就活生の選考意欲に与える影響や、どのような要素が選考辞退の要因となるのかを明らかにしています。

◆こんな人におすすめ

  • 説明会参加後の「選考移行率」を上げたい採用担当者・人事責任者の方
  • 説明会が学生の選考意欲にどの程度影響を与えるか知りたい方
  • 現代の就活生が企業説明会に求めている「リアルな情報」を知りたい方

◆調査概要

  • 調査名:27卒就活生の企業説明会に関する実態調査
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 実施期間:2026年9月28日~30日
  • 有効回答数:2027年3月に大学・大学院を卒業予定で、企業説明会に1社以上参加したことがある学生100名
  • 調査主体:シーズアンドグロース株式会社

27卒就活生の企業説明会に関する実態調査の主な結果

➊9割以上が、説明会は「選考に進むかどうか」の判断に重要と回答

27卒就活生の9割以上が、企業説明会の内容は、その後の選考に進むかどうかを判断するうえで「重要である」と考えていることが分かりました。

❷27卒の7割が、説明会参加により「選考意欲が低下した」経験あり

27卒就活生の7割が、企業説明会に参加したことで、その後の選考応募意欲が低下した経験があると回答しました。また、その中の半数以上が「複数社で選考意欲の低下を経験している」ことが分かっています。

❸約半数が説明会を理由に選考辞退―うち約4人に1人は「志望度が高かった企業」

27卒就活生の約半数が、説明会の内容や得た情報を理由に選考応募を辞退した経験をもっていました。

辞退した企業の内訳をみると、説明会前に「第一志望群」だった企業が10.2%、「第一志望群ではないが、志望度は高かった」企業が14.3%となり、合わせると約4人に1人(24.5%)が志望度の高かった企業を辞退していることが判明しました。

❹選考意欲低下の理由は、「仕事内容や、自分が働くイメージ(職場の雰囲気)が掴めなかったから」(52.9%)が最多

選考意欲が下がった理由(複数回答)としては、以下の結果となりました。

1.仕事内容や、自分が働くイメージ(職場の雰囲気)が掴めなかったから(52.9%)

2.会社の社風や価値観が、自分の軸と合っているか判断できなかったから(45.7%)

3.良い面ばかりで、リアルな実態や知りたい情報が得られなかったから(28.6%)

価値観のマッチングを重視する現代の就活生は、単なる会社概念ではなく、よりリアルな働き方や社員の雰囲気を通じて「自分がこの会社で働く姿」を具体的にイメージできるかどうかが、選考移行の大きな分かれ目となっています。

❺27卒の半数以上が、「職場の雰囲気や、働く社員のリアルな声」を求めている

企業説明会で「もっと知りたかった」と感じた情報(複数回答)の上位は以下の通りです。

1.職場の雰囲気や、実際に働く社員のリアルな声(51.0%)

2.具体的な仕事内容や、日々のやりがい・大変さ(44.0%)

3.会社の強み・課題・特徴や他社との違い(35.0%)

企業の魅力だけでなく、直面している課題や仕事の厳しさ、現場社員の生の声など「仕事のリアル」を開示し、就活生が働くイメージを具体化できるかどうかが求められています。

◆まとめ

情報収集が容易になった現代の学生は、溢れる情報の中から「何が真実で、何が自分に合っているのか」を慎重に見極めようとしています。そうした中で学生が「信頼できる」と判断するのは、良い面だけでなく、企業の課題や仕事の厳しさ、そして実際に働く社員の生の声です。

採用プロセスの序盤である企業説明会において、「どこまでリアルな情報を、どのように伝えるか」は多くの採用担当者が抱える課題です。しかし、学生が自社で働くイメージを具体的に描けて初めて、「自分でもやっていけるかもしれない」「この会社をもっと知りたい」という前向きな選考意欲が生まれます。

説明会参加者を確実に次の選考へと繋げるためには、事業内容や制度といった基本情報を伝えるだけでなく、学生が抱く不安を理解し、それを払拭・フォローする説明会デザインが不可欠です。

◆調査コメント・解説者プロフィール

河本 英之(かわもと ひでゆき)

シーズアンドグロース株式会社

代表取締役/組織人事コンサルタント

           

1981年広島県生まれ。高校中退後、大検を取得し2001年に上智大学経済学部に入学、2005年卒業。新卒で株式会社リンクアンドモチベーションに入社し、採用戦略や組織人事領域に従事。企業規模を問わず500社以上の採用・育成コンサルティングを担当し、社内MVPを獲得。

2010年7月、シーズアンドグロース株式会社を設立し、代表取締役に就任。「人の可能性を信じる」を掲げ、これまで16業界・600社以上の新卒採用・人材育成変革を支援。マイナビEXPOでの講演講師を務めるほか、メディア等でも多数の執筆を行っている。著書に『新卒採用の常識を変える カレッジ型イベント』(金風舎)など。

◆会社概要

社名:シーズアンドグロース株式会社

設立:2010年7月23日
代表者:河本 英之
所在地:東京都中央区日本橋堀留町1-4-2 J.NODE日本橋堀留町3階
事業内容:組織人事コンサルティング/採用支援事業
Webサイト:https://seeds-and-growth.co.jp/


【本件に関するお問い合わせ先】
シーズアンドグロース株式会社
経営企画室 広報担当:大西
Tel :03-6661-2460(広報)Mail:pr@seeds-and-growth.co.jp


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