【入社前の不安を期待へ】漠然とした不安の言語化と、同期との繋がりが、前向きな姿勢を形成する
株式会社アシスト様
- 所在
- 東京都
- 業種
- ソフトウェアの販売、技術サポート、教育およびコンサルティング支援
- 規模
- 1,315名(グループ会社含む)
導入の背景と課題
◯内定者の漠然とした不安にどう対処したらいいか分からない
◯社会人になる心構えを持って前向きに入社してほしい
実績や効果
◯入社前の漠然とした不安が解消され、社会人になること、入社することに対し前向きな状態になった
実施した施策
◯入社前ワークショップ
ご支援範囲
戦略
・
クロージング
1on1でも消えないモヤモヤ―学生の言葉にならない不安に寄り添いたい
今回は、内定者向けフォロー施策のご支援をさせていただいた株式会社アシスト様にお話を伺いました。株式会社アシスト様は、お客様の課題解決のため、ソフトウェアの販売、技術サポート、教育およびコンサルティング支援をご提供されている企業様です。
本件をご相談いただいた際は、内定者向けの施策を検討中でいらっしゃいました。具体的にどのような課題感をお持ちでしたか。
当社が内定者に一番望むことは、前向きにワクワクしながら入社してくれることです。そこでここ数年は、採用担当者と内定者の1on1を設け、「入社に向けて不安なこと」を丁寧にヒアリングし、可能な限りその不安を払拭しようと試みてきました。ところが多くの学生は、言語化できない、「漠然とした不安」を抱えていることが分かりました。
具体的な不安であれば、私たちも払拭するために行動ができますが、漠然とした不安に対しては、どのように払拭すべきなのか明確な答えを持ち合わせていませんでした。でも、それを放置しておいてはいけないという危機感は常にありました。
内定者フォロー施策の検討にあたり、弊社にご依頼いただいた決め手は何だったのでしょうか。
シーズさんは、我々の課題や不安要素をしっかりヒアリングし、同じ目線に立ってご提案して下さいました。また、我々の「こうしたい」という理想像に向けた壁打ちや、懸念事項を吸収し主導して進めてくださる姿勢も決め手になりましたね。お互いにWBSを作り、共通認識を持った上で、まずはシーズさんにコンテンツを作成いただき、我々がレビューするというやり取りを繰り返すことが可能だったため、質の高いコンテンツが作れるだろうと、納得感と安心感を持って依頼させていただきました。
ありがとうございます。ご依頼いただくにあたり、弊社に対してどのような期待をお持ちでしたか。
一番の期待は、我々が考えている内容とシーズさんの知見を融合させ、最善のコンテンツを作ることです。当社の考えだけでなく、外部の客観的な視点や専門性を掛け合わせることで、我々が想像している以上のコンテンツをご提供いただけるのではないかと期待していました。実際に議論を重ねる中で、期待感が徐々に高まり、コンテンツが出来上がった時には「この内容であれば我々の理想というだけでなく、学生の前向きな入社につながる、期待以上のワークショップになる」と確信しました。

言語化することで、漠然とした不安を楽しみに変えていく
入社前ワークショップの成功とは、どのような状態だとイメージされていましたか。
当時の26年卒内定者が抱えていた漠然とした不安を入社前に解消することで、入社に対し前向きでワクワクした気持ちになってもらうこと、入社後に活躍するためのマインドセットがなされていることが1つのゴールだと考えていました。
入社前ワークショップを経て、参加された内定者の様子や意識に変化はありましたか。
入社前ワークショップ参加者の満足度は10点満点中8~9点台が中心で、「不安の正体が言語化できた」「不安なのは自分だけじゃないんだと気づいて安心した」「社会人の壁への対処イメージが持てた」「社会人生活のイメージが持てた」「社会人になるのが楽しみになった」といったコメントが多く見られました。当然、不安がゼロになることはありませんが、不安よりも期待や楽しみの割合が増え、前向きな状態にシフトした学生が多かったように感じています。
入社後、環境変化に戸惑う新入社員もいました。けれども、入社後に直面する壁やその乗り越え方、考え方をワークショップで事前に学んでいたため、人事担当から「入社前ワークショップでこう話していたよね」と、共通認識を基に振り返りながらフォローすることができました。
研修の内容は、コンテンツの質だけでなく、受講後の実務への接続や、学んだことを反芻する機会づくりが重要です。実際に働きながら都度振り返ることで、より浸透し、意識も変わっていくと考えています。
実際に現場担当者や新入社員の研修講師からも、新入社員の理解度や取り組み姿勢に対するポジティブなフィードバックをいただいており、手応えを感じています。 彼らがこのまま活躍・定着してくれるよう、安心して自分の力を発揮できる環境を引き続き整えていきたいと思います。

社員の熱量×外部の知見の相乗効果でコンテンツのクオリティ向上
内定者フォロー施策において弊社が貢献できたことがあれば教えてください。
1つは、アシストの人間ではなく、第三者としてシーズさんがワークショップのファシリテーションをしてくださったことです。第三者だからこそ、学生が客観的な視点として受け止めやすく、今回はそれが良かったのではないかと思っています。
もう1つは、我々が網羅しきれていない最近の学生の傾向や不安、その解決策などの知見を提供いただいたことです。
学生の不安の解消方法1つとっても、ポジティブな情報提供をしたり「大丈夫」と励ますだけでなく、内定者同士で不安を共有する場を提供することが逆に安心感につながるというような、我々になかった知見もワークショップに多く盛り込んでいただきました。
また、ワークショップの中で、入社後に直面しやすい壁の話をしてくださいましたが、この壁の存在は、我々も気づいてはいるものの、きちんと言語化できておらず、新入社員にインプットしきれていない部分でした。この壁を言語化して学生に教えると、実務経験のない学生にも入社後に直面する壁の話がしっかり刺さるんだということも新たな気づきでした。
ありがとうございます。アシスト様は、採用活動を通じて学生と密にコミュニケーションをとって関係構築されているので、ヒアリングを通じてどのような学生なのか、どのような内容が刺さりそうなのかを具体的にイメージしやすかったという点も大きかったと思います。
「集まる採用」の実現に向けて―学生接点の創出と候補者体験の向上
更なる採用成功、その先の定着・活躍のために、今後どのようなことに取り組んでいかれますか。
現在、28年卒の新卒採用の準備を進めています。採用においては、中長期の活動方針である「集まる採用」を実現するため、大学訪問など自社主導で学生との接点を増やし、アシストが大切にする価値観や文化・社風にマッチした学生が自ら応募してくれる状態を目指しています。
また、アシストの選考を受けてくださった学生の就活の成功に寄り添い、最終的に他社を選んだ場合でも、アシストの「ファン」になっていただきたい想いで、採用活動を実施しております。
このような取り組みにより学生の体験価値を高めることで、学生同士の口コミや紹介を通じて 弊社の認知が広がるという循環を作ることが、アシストの採用成功に繋がると考えています。
その循環を生み出す具体的な取り組みとして、現場社員が学生一人ひとりをフォローする「サポーター制度(リクルーター制度)」をブラッシュアップしたく 、本制度を通じた学生との伴走をさらに強化するため、引き続きご支援をお願いいたします。
また、定着・活躍については、新人研修も含め見直していく必要があると考えています。どのような研修が必要で、これまでの研修とどうリンクさせて一貫した研修として設計するのかを検討したうえで、社員を現場に送り出すことが重要です。そうした点について、会社として引き続き検討していく必要があると思っています。
本日はありがとうございました。今後も外部の知見を共有させていただきながら、「集まる採用」の実現とその先の定着・活躍に向け伴走させていただきます!

※本記事は2026年7月時点の情報を基に作成しています。
今回ご協力いただいた企業様のHPはこちら
- 株式会社アシスト 様
- ソフトウェアの販売、技術サポート、教育およびコンサルティング支援
- https://www.ashisuto.co.jp/
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