事例: 新卒採用にかかるコスト・内訳・相

2018. 07/27

新卒採用にかかるコスト・内訳・相場・削減方法について徹底解説!

  1. 1.新卒採用でコストがかかる項目
  2. 2.新卒採用にかかるコストの相場感
  3. 3.新卒採用にかかるコストの削減方法
  4. 4.まとめ

企業の将来を担う優秀な人材を獲得するために、採用活動は必要不可欠です。
しかしながら、新卒採用にかかるコストが多いと悩みを抱えている企業や採用担当者も少なくないでしょう。
中には採用コストの相場がどれくらいなのかを知らない担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、新卒採用にかかるコストや内訳をご紹介いたします。
また、その中から削減できる方法はないのかを探っていきます。
自社の方法と比較しながら、採用方法の見直しなどを検討するのに活用してみてください。

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新卒採用でコストがかかる項目

「新卒採用でかかるコストはどれくらいか?」を考える前に、どういった項目がコストとして挙げられるのでしょうか。
具体的に企業が採用コストと考える内訳は以下の通りです。

・求人広告費
・入社案内などの採用ツール制作費
・会社説明会などの会場費
・資料やDMの発送費
・内定者などの研修費
・エントリーに必要な通信費
・人事採用の遂行に関わる人件費
・採用コンサルタント依頼費

これらは、採用活動中にかかるコストだけでなく、内定後のフォローなどにかかる費用も含まれています。
また、地方企業などでは「交通費」や「入社後の引越し代」などが必要になる場合もあります。

新卒採用にかかるコストの相場感

「採用コストを削減したい」「採用コストがかかりすぎた」という話をよく耳にします。
そもそも「採用コスト」とは、企業を発展させていくために必要不可欠な人材を採用するための経費です。
つまり、将来的な人材に対する先行投資とも言い変えることもできます。
そして、採用コストは欲しい人材や手法によって異なります。

特に、新卒を多く採用したい場合、中途採用などに比べて多額です。
2018年新卒採用に関する「マイナビ企業新卒内定状況調査」によると、
1社あたりの新卒採用費総額の平均は493.4万円、1人あたりは53.4万円となっています。

少し高いと感じてしまうかもしれませんが、過去のデータと比較してみると、
2017年度の調査では499.4万円、2016年度の調査では556万円、2015年度の調査では575.4万円となっています。
この数字からも、年々採用コストは減少していることが分かります。

ただし、採用コストの相場観としては、欲しい人材と企業の特性によっても大きく異なります。
そのため、すべての企業で採用コストが多くなるわけではありません。
例えば、「理系の優秀な学生が欲しい」場合は採用コストが多くかかります。
また、上場・非上場企業における推移を確認してみると、
上場企業は2016年と2018年の数値を比較すると+243.9万円と大幅に増えているのに対し、
非上場企業は-53.4万円と大幅に減少しています。

新卒採用にかかるコストの削減方法

それでは、新卒採用におけるコスト削減方法にはどのような方法が考えられるのでしょうか。
優秀な人材を獲得しつつ、採用コストが抑えられる4つの方法をご紹介します。

1.採用を戦略的に行う

本来求めているターゲット以外への訴求など無駄を減らすことで、コスト削減に繋がります。
具体的な方法としては、「求める人物像」や「目標人数」といった狙いを事前に設定しておくことです。
これを実現することで、雇用のミスマッチが起きにくくなるというメリットも得ることができます。

新卒採用戦略の立て方や年間の採用活動の流れを知りたい方はこちらへ↓
新卒採用の年間戦略立案のポイントとは?

2.リファラル採用を積極的に取り組む

これは、社員やOB/OGに依頼して、適性があると思われる人材を紹介・推薦してもらう方法です。
近年アメリカではメジャーな採用方法として知られており、日本でもスタートアップ企業を中心に普及しつつあります。
採用経費の半分近くを占める「広告費」と削減することができ、採用マッチング率も高まります。

3.ダイレクトリクルーティングを行う

人材紹介会社などを介さずにSNSなどを活用して、採用したい人材に直接アプローチする方法です。
企業が欲しい人材を積極的に取りに行く「攻めの採用方法」ですが、上手く利用すれば採用コストを大幅に削減することができます。
ただし、人材を発見するためには、優秀な人材が興味を持ってくれるような情報発信をする必要があります。

4.採用管理システムを導入する

新卒採用では、求人の作成・応募者の管理・応募者とのコミュニケーション・採用の進捗管理など多くの情報を管理しなければいけません。
そのために余分な人件費が必要になっていた企業も少なくないでしょう。
採用管理システムは、こうした採用プロセスにおける情報を一元管理するため、煩雑になりがちな業務効率を上げることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
新卒採用にかかるコスト削減を目指して、社内で協議しているところも少なくないでしょう。
従来の採用方法は求人広告の活用などが一般的でしたが、近年ではリファラル採用やダイレクトリクルーティングなど多種多様になってきています。
自社に合うコストパフォーマンスの良い採用方法を見つけ、優秀な人材を獲得しましょう。

— この記事の著者

シーズアンドグロース 新卒採用事業部

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