INTERVIEW
お客様の声
人を育てる文化を醸成し、人材の定着と活躍の実現へ
藤川伝導機株式会社 様
○母集団形成に苦戦
○新人教育の仕組みが未整備
○新人研修
○内定者研修
○ミーティングコンサルティング
○採用広報要件の策定
○採用コミュニケーションマップ®の作成
○会社説明会の企画・作成 など
○拠点毎に育成マインドが醸成され、コーチャー社員の育成にも貢献
○「全社教育」の文化の確立
“採用への漠然とした不安”から始まった改革
今回は、育成領域をはじめとした、人事領域における様々な支援をさせていただいている藤川伝導機株式会社様にお話を伺いました。
藤川伝導機株式会社様は、専門商社として日本のものづくりの現場で使用される機械部品を扱っています。
お取引のきっかけは、当社のお客様からのご紹介でした。当初、新卒採用活動においてどのような課題を持たれていましたか?

藤川伝導機株式会社の専務取締役
専務取締役:当時は、なかなか新卒採用がうまくいかず中途での補充採用がメインでした。それに加え、せっかく採用した入社3~4年目の若手社員の離職増加も目立っていました。
このままではいけないと危機感を感じていたとき、中小企業の経営者の集まりに参加し、シーズアンドグロースさんの支援を受けて採用成功している企業の社長に出会い、御社を紹介してもらいました。
当時シーズアンドグロースさん主催の複数企業合同の新入社員研修にも参加させてもらい、「これは自社でもやりたい」と感じたのですが、まずは内製の道を模索してみようと考えて取引にはつながりませんでした。
その後、新型コロナウイルスの流行をきっかけに採用市場が大きく変化したこともあり、当社は更なる採用難に陥りました。
内製の限界も感じていましたし、なにより「これでは採用ができなくなる」という危機感から、改めてシーズアンドグロースさんに相談しました。
その際に、シーズアンドグロースの担当者の方が「市況感からしても、今の御社の採用手法では、採用成功の達成は厳しいです」とはっきり仰っていただいたことが印象的でした。
また、他社がシーズアンドグロースさんの支援よって採用成功している事例を知っていたので、「シーズアンドグロースさんと組めば、自分たちも採用成功できるのではないか」という期待を持つことができ、取引を開始することにしました。
実践につながるアドバイスで既存社員の意識改革につながり、離職率が大幅改善
これまでに様々な支援をさせていただきましたが、今回は人材育成における支援をご依頼いただいた際のお話を伺いたいと思います。育成については、どのような課題がありましたか?

藤川伝導機株式会社の取締役
取締役:弊社の新人は、新入社員研修後に各拠点(現場)へと配属されますが、現場は中途入社の社員が多いため新卒の新入社員教育・育成に不慣れでした。
「業務に必要なスキルの習得は、時間が解決するだろう」といった考え方が当たり前のように存在していたんです。
また、社員の退職リスクについても事前に把握することができておらず、退職願が提出されて初めて社員の気持ちを知るといった状況で、そうなったら当然もうそれを受け入れるしかありませんでした。
「育成スキルを既存社員に身につけさせたい」と考えていたとき、シーズアンドグロースさんから、先輩社員が新入社員の指導役となる『コーチャー(リクルーター)制度』を提案していただき、すぐに導入を決断しました。

藤川伝導機株式会社の採用ご責任者様
採用担当者:弊社が導入したコーチャー制度は、新人1名に対して2名のコーチャーがつきます。コーチャーは、毎月シーズアンドグロースさんとのオンライン定例会で進捗報告をしたり、指導を受けたりします。
プロから直接フィードバックをもらい、指導が受けられるということもあり、コーチャーを担う社員は皆、使命感を持ってコーチャー業務にあたってくれています。
シーズアンドグロースさんは、当社のコーチャーと同じくらい、もしくはそれ以上に新人ひとり一人の特性について理解したうえで具体的なアドバイスをしてくださるので、非常に納得感があります。
また、アドバイスは、現場ですぐに実践できる内容に落とし込んでくださるので、次のアクションが明確になり、コーチャーは現場に戻るとすぐに実践しているようです。実践を積み重ねると効果も実感できるようになるので、最初は受け身だったコーチャーも主体的に取り組み内容を考え、定例会の場で提案してくれるようになりました。
内製の施策では、ここまでコーチャーの成長は見られなかったと思っています。
コーチャー制度により、定量的な変化はありましたか?

藤川伝導機株式会社の採用ご担当者様
採用担当者:まず、大きな変化として、これまで全社の退職率が25%だったのに対し、コーチャー制度の導入以降は、なんと4%にまで減少しました。
新卒に限ると、制度導入前の退職率23%から6%まで減少し、期待以上の効果に大変喜んでいます。
採用責任者:
新人育成のベースアップができたことに加え、現場が抱える課題をすぐにキャッチアップして対策を取れるようになったことで、離職率の改善につながっているのではないかと考えています。
また、コーチャーの上司も毎月の定例会に出席するようになり、コーチャーだけでなく皆で若手を育てていくんだという気運が高まりました。
社内からは、「コーチャー制度を導入してよかった」「今後もやるべき」と声があがっており、社員の育成に関する意識改革にまでつながったと実感しています。
シーズアンドグロースさんは、アドバイスが的確で、コーチャーは自分たちの取り組みに自信が持てるようになりますし、安心して何でも相談できるため、大変心強いです。
私たちは、コーチャー制度は単なる離職率対策ではなく、“人を育てる文化”を定着させるためのものだと考えています。既存社員の「新人は自分たちが育成しなければならない」というマインドが当たり前になることが重要です。そして、ここまで大きな変化が表れたのは、御社の、人に対して誠実に向き合う姿勢があるからこそだと思います。
外注のメリットは客観性
2024年からは、新入社員研修も任せていただいております。こちらのご依頼のきっかけを伺えますか?
専務取締役:
元々当社で行っていた新入社員研修は、主に営業力の強化で、とにかく商品知識を身につけさせることに注力していました。
ですが、コーチャー制度の導入の過程で、若手のマインド形成の重要性を実感し、教える側(コーチャー)だけでなく教わる側(新入社員)の意識も変えていくべきだと考えるようになり、お願いすることにしました。
取締役:
もともと「研修は内製すべき」という考えもありましたが、それだと同じことの繰り返しで成長がなくなってしまう側面もありました。
また、外部の専門家から客観的な意見をもらえると、社員も素直に受け止めやすく、納得感を持って話を聞いてくれているように感じます。
シーズアンドグロースがいる安心感のもと、戦略的な採用と育成を強化していきたい

藤川伝導機株式会社のご担当者様(中央4名)と、案件を担当したシーズアンドグロースの河本(右)と大矢 (左)
採用活動に関する今後の展望と、当社に期待することを教えてください。
採用担当者:
直近の課題は、母集団形成です。たくさんの応募者のなかから当社にマッチした人材を探す、という理想の状態に少しでも近づけていきたいです。
そのためには、全国の拠点での採用活動の強化が必要です。各拠点で採用ができれば、拠点間で社員を異動させる必要もなくなり、定着率の向上が見込めると考えています。そのためには、各拠点との連携や協力が必要不可欠です。すでに動き始めていますが、シーズアンドグロースさんには、引き続きサポートしていただきたいです。
専務取締役:
今後は、より戦略的な採用にしていきたいです。つまり、採用戦略や人事戦略は、経営戦略に基づいて組み立てるべきだと考えています。
シーズアンドグロースさんから毎年同じことを教わって、その通りにしているだけでは成長も発展もありません。
当社の採用担当者たちが「シーズアンドグロースさんに相談しなくても、自分たちだけでできる」と自信を持てるようになった業務は、どんどん卒業していこうと思っています。
しかし、まだまだ採用・育成ともに課題はたくさんあるので、今後も自分たちだけではまだやりきれない部分をご支援いただきたいです。
ご期待に沿えるよう、今後も全力でサポートさせていただきます!
※本記事は2025年3月時点の情報を基に作成しています。

今回ご協力いただいた企業様のHPはこちら
- 藤川伝導機株式会社 様
- FA機器・動力伝導要品の総合商社
- https://www.f-d.co.jp/