INTERVIEW
お客様の声
客観的な分析に基づく採用活動・コンテンツ制作で、採用・組織課題を越えていく
リングアンドリンク株式会社 様
○イベントコンテンツ運営代行 など
一般論やあるべき論を押し付けず、自社に合った方法を一緒に考えてくれるパートナー
今回は、弊社創業期から採用をご支援させていただいているリングアンドリンク株式会社様にお話を伺いました。
リングアンドリンク株式会社様は、2025年に創業60年を迎え、精密機械装置をオーダーメイドで製作する「精密製品事業」と、不動産会社経営支援システムを扱う「ソフト事業」の異なる事業を展開されています。
弊社創業期から、御社の採用をご支援させていただいております。 取引のきっかけや当時の採用課題はどのようなものでしたか?
代表の河本さんからご連絡をいただき、お会いして話を伺ったのが始まりです。
中小企業にとって、まず学生を採用すること自体が大きな課題です。これは当時も今も変わらないのですが、当時は採用がうまくいかない原因が会社側にあるのか、会社の魅力を十分に伝えきれていない採用担当者側にあるのか、よくわかっていない状態でした。
河本さんは、中小企業ならではの悩みに強い共感を示してくれて、どちらにもアプローチができる提案をしてくださいました。これによって解決の道筋が見え、「シーズアンドグロースさんが提案してくれた内容なら、採用活動がうまくいくのではないか」と強く感じましたし、河本さんの話には共感する部分が多く、「こういう会社と長く付き合えたらいいな」と思ったことを今でもよく覚えています。
当社が創業して間もなく、まだマンションの一室で事業をしていたときですね。(笑)
実際に取引が開始してからの当社の印象はいかがでしたか?

リングアンドリンク株式会社の採用責任者様
河本さん以降、何名か担当者が変わっていますが、どなたが担当になっても、当社の社員以上に当社について考え、課題解決に伴走してくださいます。私たちの課題を“採用側の目線”で理解しつつ、“外部の専門家の視点”で提案してくださる点は昔から変わりないですね。
また、シーズアンドグロースさんは、一般論の押し付けや、型にはめた提案が一切なく、当社に合った方法を一緒に考えてくださいます。そういったクライアントと同じベクトルで課題に向き合う姿勢に共感しているんですよ。
さらに、採用活動の面だけではなく、会社のフェーズとしても、我々のような中小企業と、成長途中のシーズアンドグロースさんは「運命共同体」のような感覚があります。業界は違えども、常に前向きに変化していく姿勢は、私たちにとっても大きな刺激になっています。
そして、お付き合いの長い担当者さんに対しては、もはや“当社の社員の一員”のように感じています。その方が新卒入社してからキャリアを積み、結婚・出産などプライベートでの変化もあって、どんどん成長されていく姿は、自分のことのように嬉しく思いましたね。
企業の社員様以上に企業のことを考える弊社の姿勢は、創業時からずっと変わらず大切にしていることで、それをご実感いただけているのはとても嬉しいです!
成果以上に、プロセスの中で得られる学びや気づきに大きな価値を実感
数年前にインターンシップコンテンツを新規作成させていただき、現在はコンテンツ運営代行をさせていただいております。
インターンシップはもともと自分たちでコンテンツを作成して実施していましたが、学生に対して「当社に来てほしい」という熱意が強く伝わりすぎてしまうのではないか、もっと学生本位の場にしたほうがいいのではないか、と感じ始めました。
そこで、当社のことをよく理解し、会社の目指す方向性も共有できているシーズアンドグロースさんに制作だけでなく運営までお願いするのが最適だと考えました。
外部に当社の事業内容を正確に伝えるのは難しく、ましてや働いたことのない学生に理解してもらうことの難しさを感じていたのですが、それを噛み砕いて分かりやすいコンテンツ内容にしていただきました。また、業界や会社ついて理解できるコンテンツを“第三者”という客観的な立場で運営いただくことで、学生に対してフラットに情報を伝えられるものになりました。
弊社にご依頼いただき、どのような成果や変化がありましたか?
当社のことを十分に理解いただいている担当者さんから、インターンシップに参加した学生の様子や雰囲気についてフィードバックを細かにいただけるので、私が張り付きで参加しなくても、安心してお任せできます。
学生の志向性やタイプは毎年変化していきます。その変化に合わせた対応のきっかけやヒントを、シーズアンドグロースさんからのフィードバックや情報提供、カジュアルなコミュニケーションを通して得られることが大きいですね。
母集団形成につながるという成果ももちろん大事ですが、私はそれ以上にプロセスの中で得られる学びや気づきに大きな価値を感じています。
すでに強固な関係性を築けているからこそ、いつでも安心して後任に引き継げる

リングアンドリンク株式会社の採用ご担当者様(左から3名)と、案件を担当したシーズアンドグロースの大矢(右)
採用活動に関する今後の展望と、SAGに期待することを教えてください。
そうですね。当社は新卒採用を中心に成り立っているため母集団形成なども非常に重要ではあるのですが、既存社員の定着も課題です。
新卒で入社すると他社を知らないため、ある程度仕事が一人でできる年次になると、どうしても隣の芝生が青く見えてしまうことがあります。そのため、採用活動に社員を巻き込むなどして、既存社員にも会社を好きになってもらえるような取り組みをしたいと考えています。当社にはカムバック採用で出戻りする社員もいますが、転職が当たり前のこの時代、一度外に出ても「リングアンドリンクにまた戻りたい」と思ってもらえるような会社にしていきたいですね。
また、私自身もいつまでも採用担当者としていられるわけではないので、次の世代にどう引き継いでいくかを考えています。当然「明日から頼むね」という形での引き継ぎではなく、気がつけば自然にバトンタッチできているのが理想です。
その点、後任の担当者が採用で困ったときに、「とりあえずシーズアンドグロースさんに相談してみよう」と思える環境は、すでにできていると感じています。気軽に相談できる外部の専門家がいることは、会社にとって非常にありがたく、シーズアンドグロースさんと出会えて本当に良かったですね。
これからも、当社に寄り添いながらも客観的な視点での提案やフィードバックをいただきたいと思っています。採用活動はもちろん、社員の成長や定着につながる場づくりにおいても、シーズアンドグロースさんの知見やネットワークは大きな力になります。長年培ってきた関係性を次の世代にもつなぎ、互いに成長し合えるパートナーとして、これからも伴走していただけることを期待しています。
ありがとうございます!今後も全力でご支援させていただきます。
※本記事は2025年7月時点の情報を基に作成しています。

今回ご協力いただいた企業様のHPはこちら
- リングアンドリンク株式会社 様
- 精密製品製造・システム開発
- https://ring-and-link.co.jp/