シーズアンドグロースの“寄り添う姿勢”が採用成功を予感させた

今回は2022年以降、新卒採用における様々なご支援をさせていただいているロイヤルホールディングス株式会社様にお話を伺いました。
ロイヤルホールディングス株式会社様は、「ロイヤルホスト」「天丼てんや」等のチェーン店および専門店の運営を担う外食事業、空港ターミナルビル、高速道路サービスエリア、企業内給食施設等を受託するコントラクト事業、「リッチモンドホテル」等を運営するホテル事業、食品製造・購買・物流業務等のインフラ機能を担う食品事業など、幅広く事業を展開されています。

お取引開始当初、新卒採用活動においてどのような課題を持たれていましたか？

ロイヤルホールディングス株式会社の採用ご責任者様

大きな課題は、コロナ禍を経て内定承諾率が大幅に減少してしまったことです。また、以前から外食業界では人材獲得における競争が激化しており、「このままでは母集団の確保が難航するのではないか」と懸念していました。
さらに、長い目で会社のことを考えた時に、現在採用できているホスピタリティマインド溢れる人材だけでなく、「経営を担いたい」というような人材の採用も検討していくべきではないだろうかと案じていました。
そこで、これらの課題解決に一緒に取り組んでくれる企業を探しており、シーズアンドグロースさんと出会いました。

複数のコンサルティング会社の提案を伺ったなかで、シーズアンドグロースさんの提案は、他社に一線を画すものがありました。
他社は、“すでにあるサービスの型”に当社を重ねようとする傾向がありましたが、シーズアンドグロースさんはロイヤルホールディングスのことを十分に理解し、我々に最もフィットするソリューションをご提案いただきました。そこに、私たちと同じ温度感で課題を解決しようとする“寄り添う姿勢”を強く感じました。

また、その場で当社の課題に近しい他社事例をいくつかご紹介いただけたことで、課題解決のイメージもつきました。
実績があることも安心材料となり、シーズアンドグロースさんにお任せすることにしました。

ありがとうございます。御社と初めてお会いした際、採用担当者様の「採用を通じて、本気で会社を変えたい」という強い想いを感じ、全力でご支援させていただきたいと思ったことを覚えています。

採用成功はもちろん、“採用担当者の成長”という嬉しい副産物も

これまで、採用の全体設計からコンテンツやイベントの制作・運営まで、様々なご支援をさせていただいておりますが、どのような効果をご実感いただいていますか？

毎月定例の『ミーティングコンサルティング』と、『採用コミュニケーションマップ®』です。
『ミーティングコンサルティング』では、採用関連の指標を共有し、シーズアンドグロースさんにPDCAの各フェーズにおける分析とアドバイスをしてもらっています。
また、「自分たちが考えていること、やろうとしていることが外部かどう映るか」という視点で意見をもらい、細かい相談や議論の壁打ち相手になっていただいています。

シーズアンドグロースさんのコンサルタントは、まるで“当社の採用担当者のひとり”のような立ち位置で、十分な会社理解と熱意を持って、議論に参加してくださいます。
また、採用における多くの知見を持つコンサルタントからフラットな視点で意見をもらえるので、ぼんやり考えて確証が持てなかったことに対して、「よし、これでいこう」と自信を持って意思決定することができるようになりました。
さらに、自分たちでは情報収集が難しい学生や他社動向などの情報提供もしていただけるので、助かっています。

『採用コミュニケーションマップ®』では、ターゲットを明確にして、会社の魅力を“選考フローのどのタイミングで・何を・どれくらいの温度感で伝えるのか”を可視化していただきました。
これをイチから制作しようとすると、かなりの労力と時間がかかるため、これまできちんと可視化されたものが当社にはありませんでした。
各選考フローや面接において、学生に何を聞くべきか、当社が訴求すべきことは何か、他社との差別化ポイントまで明らかにし、細かにコミュニケーション設計をしていただきました。

この通りに運用した結果、ターゲットを絞ったことによる母集団の減少はありましたが、学生の水準と承諾率が向上したことで、採用数が前年を上回り、数年ぶりに目標数を達成できました。
シーズアンドグロースさんを信じてお願いして良かったなと思いましたね。

ミーティングコンサルティングも初期の頃は、若手採用担当者の方々から「発言していいのかな」という雰囲気を感じていたのですが、今では積極的に意見やアイデアを発言いただけるようになりました。

ロイヤルホールディングス株式会社の採用ご責任者様

そうですね。シーズアンドグロースさんの提案や施策を、我々が実行して成果が目に見えてくる————このような成功体験の積み重ねが、彼らの自信につながったのだと思います。
以前よりも「もっと自分たちでできることがあるのではないか」というマインドになってきていますね。そのため最近は、こちらからあれこれ指示を出すことはほとんどありません。
若手の成長を感じて嬉しいですし、非常に頼もしいですね。

シーズアンドグロースさんは、我々の発言に対して、決して否定しません。
私が「それは違うだろう」と感じた内容でも、「そういう考え方もありますね」と受け止めてから的確に指摘してくださいます。
このようなシーズアンドグロースさんの対応が、当社の採用担当者を成長させてくれていると感じています。

新卒採用だけでなく、幅広い領域で長く一緒にやっていきたい会社

大卒の通常ルートの採用のみならず、御社の店舗で活躍されているクルー（アルバイト）からのエントリー流入もご支援させていただいております。
今後の採用活動について「もっとこうしていきたい」ということはありますか？

ロイヤルホールディングス株式会社の採用ご担当者様(中央3名)と、案件を担当したシーズアンドグロースの河本(右)と増尾・河村(左2名)

学生人口が今より減少していくことが見込まれているため、すでにご支援いただいているクルーの採用や育成など、新卒に限らず“当社が欲しい人材をいかに確保していけるかどうか”が引き続きの課題です。
単年ではなく中長期的に物事を捉え、ありたい姿から逆算して今やるべきことを導き出し、注力できるようにしていきたいです。

シーズアンドグロースさんにはこれからも伴走していただき、長く一緒にやっていきたいなと思っています。

大変嬉しいお言葉をいただき、ありがとうございます！新卒だけでなく、幅広いご相談をいただけるように努力し続けていきます。

※本記事は2024年11月時点の情報を基に作成しています。